![]() ── 同人誌版あとがき ── ★ Illustration Top:Mahiru ★ 著者あとがき
はじめまして、郁雄/吉武です。 前回、部分発表したバージョンを読んだ方……おひさしぶりです。 公約通り、 前回の内容と重複しますが、はじめての方のために、この作品が成立した経緯をお話しします。 えー、そもそもは、格闘小僧シリーズでおなじみの、倭丸けるを先生がイラストを描く、とゆーか描きやすいライトノベルを描いてみようか、という発想で、去年(1997年)の四月くらいに企画しました。 一晩であらすじを書いた作品を完結させるのに、去年の部分発表を経て、一年半もかかるとは、作者も予想外でした。もう、超級剣姫なみっ。 四百字詰め原稿用紙で五百枚くらいかな……と思っていたら、最終的には千枚近くなってしまいました。つくづく、肩のチカラを抜いた作品、とゆーのが書けない体質だなぁと思います。 もともと僕は、コムズカしげな理屈をデッチ上げて、もっともらしい作品世界を構築し、そこでストーリーが展開する、というのが基本スタイルでして……それは本作にも連綿と受け継がれております。まぁ、読み終わった方なら、おわかり頂けると思いますが…… ですから、本作品で僕が直面した、真の難題……それは……ライトノベル的お気楽文章、とゆーヤツです。 ぐげし、ばっボン!! ハぁ~イっ、 邪魔で、タイクツで、ありがち文句しか書きやがらない作者はほっといて、このワタクシ、 あと、イキナリこのノリになったからって、某有名ファンタジーノベルのマネだと思うのは、 はっはっは……これにてカンペキって、ナニが? ……ま、まぁ、そりはともかく、今日はココ、作品にもチラッと登場する、『山手イタリア山庭園』、通称『イタ公』から、実況中継描写で、お送りしまっす。 いやー、アホみたくイイ景色ですねぇ~、この作品に登場するランドマークタワーだの、横浜スタジアムだの、有名スポットはのきなみ網羅してマス。サスガ、作者が昼休みに弁当スポットにしてるだけのコトはあるわっ。 ……おや?アレは……な、なんとビックリ、こんな場所に、谷々兄弟の実家である、谷々邸があるではありませんか?……ほほう、スルと、イラストに登場する谷々邸は、ココに移築されてる洋館をパクってるワケですな……確かにココ、ちょっと前まで拡張工事してて、コノ家はわりかし最近移築されたハズよね……ほ、ほう、ほう……つーことは、作品世界のイタ公では、この洋館はなくて、となりの、もう一つの洋館しかナイという設定ですな…… んでもって、あれぇ~?そーいや、JR根岸線に、柏葉駅ってあったっけぇ?……ま、あたしはかまわんケドね…… よーするに、昼メシ食いながら、こーゆー小説のネタを考えてたってワケか……取材費かかんナイしねっ。 ……えーワタクシ、今ベンチに腰かけて日なたボッコちゃん中でーすっ。アンドロイドに毒盛っても無意味でーす……はっはっは、意味不明だねっ。つーか、この小説、作者の一人よがりなパロディーがケッコー入ってンのよ……ま、最近じゃ珍しくないケド、とりあえず《猫と狩人》の主要メンバーの一人は、日なたボッコちゃんなネーミングの人がいるよんっ…… ふぃ~のどかだねぇ~子連れママとか、絵を描いてる人とかがケッコーいるよ……ベンチを占領されて、昼メシ食うとき邪魔とか考えるヤツは、死ねってカンジだねっ。 え?……んなチマいネタばらし書いても、作品の内容がワカんない?……そもそもどーゆー作品なのかって?……んーまー、イイけどねっ……コホン。後悔、すんなよっ。 『美少女が、でっかい剣ブン廻して、悪の組織と闘う……』 おわし。 そんだけ。 あ、別に最終的に、主人公の精神が崩壊して、悪の組織が勝利するとか、途中で尻キレとんぼになって、あとは劇場版でムリヤリ完結とか、そーゆーイッちゃってる展開はゼンゼンないから……ご安心? 最後は主人公が、悪の組織を倒してメデタシ、メデタシとゆートコロで終わるから、ツマランといえばツマラン話よね。ま、昨日の残りモノを、手をかえ品をかえ、ほいほいコネくりまわしたら、あ~らビックリ……やたらニガい料理になっちゃった……ってカンジかしらん? ブチッ。 おや?ナニヤラ妙な文章が流れ込んできた気がするが……いや、失敬。以前、アホ娘(命名‥倭丸けるを)に紹介文をメチャクチャにされたコトがありまして…… 閑話休題。 ライトノベル的お気楽文章というのは、ハッキリいって理性との勝負です。ドコまでぶっちゃけられるか……ハズかしがってはダメです。以前は僕も、すごくイヤだったのですが、こーゆー小説を書いてるウチにもう、バッチリOKになってしまいました。 今では、このテの文章に滅法弱い、友人の和光氏に、まひる文で書いた、さかな氏あてのファックス文章(まるもじフォント使用)をムリヤリ読ませて、その悶絶する姿に密かなヨロコビを感じてしまうほどです。 そんなワケで今回は、谷yan氏による作品解説もお願いしました。いやはや……なかなかの内容デス。 あと、応援ファックスを送って下さったり、感想を聞かせてくれたり、いろいろと本作りのアドバイスをして下さった、さかな氏、樺良がお気に入りということなので、コイツはさかな氏にあげます……あ、口説くのは自力でお願いしますね。 そんなこんなで、無事完結しましたが……僕としては小説家デビューを目指していますので、これ以降もオリジナル作品をバンバン書いていくつもりです。ネタもファンタジーから、SF、学園モノ、チャンバラと、すわん以外のアイデアストックもわりかしある方ですから、こーゆーのが読みたい、あーゆーのを書け、というご意見があれば、可能な限り対応いたします。 ※ 景気のイイこと書いてるケド、実際は……(苦笑)(2000.10.12) 今回は、倭丸けるを氏を満足させる小説、というのが第一目標だったのですが、どうやらコレは達成できたようです。たった一人の読者を満足させられた……というだけで、かなりウレシイものです。もちろん、メジャーで通用する普遍性も追求したつもりなので、他の方でも十分楽しめるモノになったと思います。 とりあえず、読んでみて下さい。オモシロイ、ツマラナイはともかく、最後まで読める作品になっていますので、なにとぞ、よろしくお願いいたします。では…… 1998年12月初旬
ビバップ見たさにパラボナ立てた 郁雄/吉武 つたない絵描きのひとりごと
![]() こんにちは。この物語の絵をやらせて頂いた倭丸けるをと申します。毎度どうも&はじめまして。ぶはり。前回のお試し版からのおつきあいなんです。今回、 ![]() なんとか終わりましたね~。何かアクの強いキャラばっかになりましたけど(安寿とか安寿とか)。やっぱり何となく『まひるde この作品、身内のひいきめを抜いても純粋に面白いと思いますんで、「面白かった!」と思ったひとは友だちにも薦めてくださいね!ご意見、御感想は奥付、または(Eメール: ※ 無論、現在はインタネ繋げてま~す。(笑)(2000.10.12) 解 説
樺良の思想、谷yanの理想(理想拳法
まひる: 「はーい、まひるです。今日はゲストを呼んで、すわんde剣姫について、対談したいと思いまーす。では、ゲストの方、どーぞ!!」 ランジェロ: 「なーお」 まひる: 「さっそくですが、すわんについて一言」 ランジェロ: 「なー」 まひる: 「なるほどぉ、じゃあ、その中で猫と狩人についてはどうですかぁ?」 ランジェロ: 「うに、うに(顔を洗う)」 まひる: 「なるほど、なるほど、それじゃ……」 ランジェロ: 「ZZZ(寝てるランジェロ)」 まひる: 「…………。(泣く、まひる。一すじの風が、枯れ葉をまき上げる)」 ◆
すわん: 「まひるったら、何してますの?」 ゲンガ: 「対談の時のために、練習したのに、司会オロされたらしい。まあゲストも四つ耳、嫌いらしいし……」 まひる: 「えっ?じゃゲストってあの、かばら……」 ゲンガ: 「の、モデルらしい」 すわん: 「げーっ。私だったら、たのまれたって司会しないのに……」 ゲンガ: 「だから、誰も頼んでねーぢゃん。だいたい、そういう司会ってのは頭良くなきゃできねーもんだろーが」 すわん: 「それ、どういう意味ですの(怒)」 ゲンガ: 「くり返しいわないとワカんねーよーな奴じゃダメってコトだ」 すわん: 「……(怒)」 ◆
さばと: 「え~というワケで、兄貴のモデルとなった谷yanさんです」 谷yan: 「よろしゅーに。でも、最初の予定と違うね。かばらの奴が来るんじゃなかったっけ?」 さばと: 「あ~それはですね、兄貴ったら、ああ、あの最近、男以外、何にでも発情する三流動物ヲタク、ダメ人間か。ケッ、話をする価値もない、とか言って、俺に司会をまわしたと、こーゆー訳でして……」 谷yan: 「フン、どーせ四つ耳なんて~の所で泣いた所とか、まひるにしてやられて、ナサケなくも気ィ失った、とかってゆー所をつっつかれて、恥をかきたくないってのが本音だろ。ったくこれだから四流どっか勘違い動物ヲタクまひるの前で恥さらし野郎は……」 さばと: 「……(本ト、似てるな、この二人)……ま、まぁそれよりすわん本編について、一言」 谷yan: 「うーん、元々楽屋オチ的に私の言動をオーバーにして書くっちゅーコンセプト、だったらしいが、よくここまでの作品になったもんです。一見すると、制服美少女が剣ぶんまわす某ウ○ナみたいかと見れば、巨大組織《 さばと: 「猫耳好きってことについては……」 谷yan: 「猫耳と言わず、獣耳および獣尻尾の娘はライフワークです。夢です。あこがれです。例としては某スーチー○イのミル○ーパイとか……」 ※ 最近は、○ルキーへの愛情も薄らいだと申しております。(笑)(2000.10.12) さばと: 「……(汗)え~と、最後に一言」 谷yan: 「キャラが立っているストーリーは、そのキャラが動くだけで物語になります。すわんはそういった作品の一つでしょう。作者の吉武先生は、他にも作品のコンセプトをもってます。すわんが面白かった方は、次回作を書く様つっついてみましょう。きっと又、まひるde さばと: 「まひるde 神用賀、横にウサギが寝てる某所にて収録
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