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南アフリカ旅行記

──南アフリカ──
ヨハネスブルグ~プレトリア
Down▼

2000年8月13日(日) 南アフリカ時間AM7:49
(日本時間PM2:49、これ以降、現地時間)


 ヨハネスブルグ到着。
 荷物を受け取って、バスに乗る。
 アフリカとはいえ、南半球なので、いまは冬。
 Tシャツ1枚だと、肌寒いぐらい。
 町並みの雰囲気は近代都市っぽい感じで、前にアメリカに行った時と似たような印象。
 ……と思ったら、住宅街を抜けたとたん、地平線までトウモロコシ畑。
 んでもやっぱ、アフリカっぽい印象派薄いな。
 これから市内観光へ行きまする。

※ ふいでは、レッツらGO!



 ヨハネスブルグって、南アフリカ一の大都会らしんだけど、首都でもナンでもないらしい。
 なんでもこの国には、行政(プレトリア)、立法(ケープタウン)、司法(ブルームフォンテン)に、それぞれ別の首都があるんだとさ。
 ……って、この文章をまとまるために、ガイドブックを読んで勉強したナリよ。(苦笑)

 ヨハネスブルグからバスで一時間ほど走り、行政上の首都、プレトリアに向かいました。
 ちなみに、ヨハネスブルグとプレトリアでのガイドさんは、日本人の男性でした。


AM9:30

 開拓者記念堂を見学しました。
 遠くから見ると、まるでメソポタミアの聖塔[ジグラット]のよう。
 内部は、空動になっており、周囲にオランダ系白人(アフリカーナ)から見た、開拓史がレリーフで飾られている。
 歴史的、政治的な背景が複雑なので、ガイドさんも言葉を選んで説明してました。
 エレベーターを使うと、記念堂の上部に出られる。
 メッチャ景色が良かったなりよ。
 記念堂の頭頂部にも登ったけど、吹き抜けのため真下がモロ見えで、ビクビクでした。

※ お約束の全景

※ 天井部から、決死撮影!←高所恐怖症

※ 内部は四方をレリーフが取り囲んでいいます

AM10:53

 ポール・クルーガー大統領邸を見てから、次の目的地の前に、バスの運転手さんがお勧めの店に案内される。
 ごく一般的なスーパーというか、雑貨屋で、いろんなモノが売ってた。
 わし的には、出されたメシを食うだけで一杯なので、何も買わなずじまい。
 ただ、ふと気になったのは、店の前にある機械。
 いわゆる、UFOキャッチャーなり。
 レバーとボタンがあり、商品は腕時計。
 アームの操作が、レバー式で、何度も動かせるのが、日本の奴とはチョット違う。
 料金は1回2Rランド(約34円)。

 腕時計が欲しかったワケじゃないけど、試しにやってみた。
 結果、見事に失敗!
 まぁ、こういう機械はアームがゆるゆるなが相場だから、期待してはいなかった。
 ガイドさんも、ボられるだけだよと、アドバイスしてくれる。
 んで、一回きりでほっておいたら、なんかバスの運転手さんが挑戦しはじめた。
 運転手さんは現地人で、恰幅のいいおじさん。
 どうやら、わしプレイに触発されたふう。

 1回、2回、3回、4回……と、何度も挑戦してる。

 そして5回目、ぐわしっとアームがデジタル時計をゲッとして、見てたわしも拍手!
 2R×5回、10Rというコトは、170円……安いのか、な?
 ともかく、なかなかに負けず嫌いな運転手さんであった。



 ポール・クルーガーという人は、トランスヴァール共和国3代目、最後の大統領。
 金策のためにヨーロッパを遍歴して、人気者になったんだけど、結局、お金は出してもらえなかったらしい。
 クルーガー邸は支援者から寄付されたモノで、イギリスとの第二次ボーア戦争に敗れ、スイスに亡命するまで住んでいた家だそうです。
 貧乏……というか、質素な暮らしをしてたらしい。(笑)

 ベットが、とても小さいのが印象的だっとのじゃが、クルーガー氏がチビというワケではなくて、当時は脚を折り曲げて寝る習慣があったんだそうな。
 ゴールドリーフシティにあった鉱山技師の家のベットも、やっぱし小さかったデス。

 クルーガー邸を見学したあと、教会広場という所にも寄ってます。
 治安に問題があるとかで、クルーガー像の前で写真を撮って、とっととバスへ戻りました。


※ なんかカカア天下な感じの、クルーガー夫妻(笑)

※ 国際政治のアイドル、クルーガー素敵グッズ

※ 教会広場のクルーガー像

※ 教会広場周辺をウロつく日本人観光客(わしら)


AM11:45


※ なんか立派な、ユニオン・ビル
 バスから降りて、なんか立派な建物まで歩く。
 馬に乗った人の銅像がある、公園ふうな道。
 途中、なにやら芝生に丸いモノが落ちてる。
 よくよく見ると、それは巨大な松ボックリであった。
 すかさずゲット!
 したら、ほかのツアーの人も、負けじと松ボックリひろい。、
 タダで、気の効いたおみやげをゲットしたなり。

 まぁ、税関で引っかからなければ、ですが。(苦笑)

 んで、立派な建物の前では、民芸品が売られてたので、わしはペーパーナイフを数本、配る用にゲットしたのである。
 どデカい木の剣も売ってって、ちょいと欲しかったのじゃが、ちょっと壊れそうな気がして、今回は思いとどまる。
 別な場所でも、良いモノがあるやもしれぬしね。



 この時ひろった松ボックリは、ウチのテレビの上に置いてあります。
 なんか日本に置いておくと、湿気でカビそうだケド。(苦笑)
 ここで買い損なったデカい木の剣(巨大ペーパーナイフ)は、マジで損したと思ってます。
 同様の品は、ほかのみやげもの屋でも売ってるけど、チャチい奴ばっか。
 総括して考えると、ここの品は値段の割にデキが良かったです。

 ユニオン・ビルを後にしたわしらは、ヨハネスブルグに戻って、ゴールドリーフシティへ向かったのです。
 

PM4:28

 ふぃ~、ゴールドリーフシティというテーマパークを見学。
 元、金鉱山というだけあって、黄金関係のアトラクションが豊富。
 とりあえず、昼食をとってから、溶けた金を型に流し込むショー(1時間に1回やる)や、地下220メートルにある本物の鉱山跡を見学しました。

 普段、TRPGで地下迷宮を探索することが多いわし(の、分身キャラ)ですが、たしかに狭い洞窟内は2列でソロソロ進むしかナイです。
 つーか、剣を振り回すのは無理っぽい……突くのが精一杯って感じ?(笑)

※ エレベーターの近くの坑道壁面は、
目を慣らすために白く塗られています

 220メートルというと、スゲェ深いようだけど、ホントは3000メートルも掘ってたんだって。
 実に、うわっつらを見学しただけなり。(苦笑)
 まぁ、現在は坑道の大半が水没させてあるらしいのじゃがね。

 あとは、ネイティブなダンスショーを見たり、金貨を売ってるトコロを見たり、フツーのおみやげ物店をまわる。
 銅製品の専門店で、動物キーホルダーをゲット!
 んでも、でっかい木の剣はなかった……逃した?

15▼

2000年8月14日(月) AM6:43

 朝です。

 昨日はあれから、パークハイアットホテルに到着して、メシ食って、風呂入って寝た。
 食事は、白身魚を中心にしたモノ。
 量がかなりあって、完食したのは、わしだけっぽかったな。(苦笑)
 ホテルはわしが個室、かーちゃんと、かーちゃん友人が二人部屋。

 一人で自由を謳歌!……といきたいトコロですが、現地時間で午後9時ともなれば、日本時間で午前4時。
 う~ん、眠いなり。
 ちうこって、慣れない洋式バスで落ち着かない入浴をすませ、寝た。

 早めに寝たこともあり、朝は6時ぐらいに起きて、荷物の整理をすませてから、この文章を打ってるなり。
 整理整頓が苦手なわしですが、整理するモノが限られていれば大丈夫なのであるよ。
 7時になったら、朝食に行くデス。
 今日は、ホテルを出て、ビクトリアの滝を見学します。
 落差110メートル、幅1700メートルの滝に打たれるのは、ちょいとばかし難儀ですが、悟りを拓くために打たれてくるよー!(笑)

 ……にしても、ホテルの個室でスタンドをつけて、モバイルパソコンをタイプ。
 何やらビジネスマンというか、カンヅメ状態の作家というか……なんか、カッコよくない?(笑)


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