Turkey 01
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2002年5月14日(火) 鎌倉─成田空港
■成田
■イスタンブール
■この文章は
郁雄/吉武
[
いくお/よしたけ
]
の、トルコ・イスタンブール旅行記です■
Astronaut by Ikuo/Yoshitake 2002
成田
まだ鎌倉駅
日本時間 AM:800(トルコ時間 AM:2:00)
うにゅう。眠い。
電車待ちの時間があるので、ちょいと書く。
夕べは、
あんまし眠れませんでした。
トルコ旅行への期待で興奮して……というより、きのう昼過ぎまで寝てたのが原因。
AM8:14分のエアポート成田で、成田空港へ向かいます。
なにげに平日の朝なので、通勤客が多い。失敬、わしらは遊びに行くなりよ。
日常から、非日常へ。
さて、成田までウトウトしてますか……
成田空港カウンター
日本時間 AM10:52(トルコ時間 AM:4:52)
空港でありまする。
いつも空港の写真ってのも面白くありませぬが、トルコのケマル・アタテュルク空港内部は撮影禁止らしいので、ここの写真を載せておきます。
集合時間は11:10なので、もう少し間がある。電車の中で寝ようかと思ったのだが、結局眠れなかった。
飛行機の中で眠れるかな?
かわりに、わし母とトルコ語の勉強をしておりましたよ。
文字がアルファベットなので、なんとなく読み方はわかるのだが、慣れぬ単語ばかりで苦労します。 英語ならすぐに思い浮かぶ単語すら、トルコ語ではおぼつかない。
……つーか、思ったよりも
英会話を覚えているコト
に、ビックリいたしましたよ。(苦笑)
成田空港搭乗前
日本時間 PM12:09(トルコ時間 AM:6:09)
搭乗手続き完了。
手荷物検査でのトラブルもなく、ヤレヤレといった感じ。
わし母が急に、裁縫セット(ハサミつき)なぞを買うモノだから、あわててトランクへしまったよ。最近は、どんな小さな刃物でも、手荷物持ち込み禁止だからね。
先ほど、添乗員さんや、ツアーの皆様と顔合わせをしました。
なにげに参加したツアーが「熟年の旅」だったりするので、ブッチギリで最年少。
南アフリカ旅行
の時もそうでしたが、今回は輪をかけてブッチギリ。(苦笑)
まぁ、いずれは熟年になるであろう、
熟年予備軍として
(笑)参加いたしまする。
もうすぐ搭乗開始なり。
日本海上空
日本時間 PM14:12(トルコ時間 AM:8:12)
無事、離陸。
ちょいとウトウトしてました。
日本アルプスを越え、佐渡島を眼下に見て、日本海上空。
トルコへは、ロシア回りのコースで行く。
わし母によると、日本海を越えるのは、思っているより時間がかかるらしい。
さきほど、飲み物とトルコヘーゼルナッツが配られた。ドリンクは赤ワインを注文。
もうすぐ食事が出るよなので、それを食ったら本格的に寝る……つもり。
ロシア上空手前
日本時間 PM2:59(トルコ時間 AM:8:59)
食事終了。
イスラム圏らしく、
豚肉ナシ
の、チキンかシーフードの2択。
あっしはチキンにいたしました。
海苔巻きっぽいモノがあるあたり、日本人に配慮しているらしい。
和食は食えても、豚肉は日本につくまで食べられなさそう。
ドリンクは、エフェス・ピルセンビールというのをチョイス。
なんとなくヱビスっぽいとは、わし母の弁。
トルコへは、現地時間PM8:00頃到着予定。
あ……ロシアの大地が見えてきた!
んでもって、わしは寝ますなり。
たぶん、ロシア上空
日本時間 PM6:19(トルコ時間 PM:12:19)
モニターで映画をやってるため、現在位置わからず。
持参した小説を読み始めたが、すぐに眠くなったので寝た。
さきほど、軽食が出たので起きて食べる。
チーズサンドイッチと、おかかオニギリと、緑茶。
オニギリはなんと、コンビニで売ってる手巻き式のアレ!
衛生的かもしれぬケド、ちょいと味気ない。
はやく、
トルコっぽいモノ
が食いたいなり。
たぶん、ロシア、シベリア上空
日本時間 PM8:24(トルコ時間 PM:2:24)
あいかわらず、映画をやってるため現在位置わからず。
小説「アド・バード」の1章を読破。
未来の荒廃した地球を舞台とした、冒険SFといった所か。
荒廃の原因が最終戦争とかではなく、
行きすぎた広告競争
による所が面白い。
アド・バードを筆頭に、もとは広告用に生み出されたとおぼしき、不思議生物や機械の描写がよい感じ。全8章なので旅行中、じっくりと読破したい。
横では母が、トルコ語の勉強中。
「どうもありがとう」を意味する「テシュキュレデリム」という表現が、どうしても覚えられない模様。簡単な言い回しで、「サーオル(どうも)」という言葉もあるのだが、どうしてもテシュキュ言いたいらしい。
たしかに、アーヴ語(SF小説に登場する未来語)なみに耳慣れない発音だから、大変だとは思うが、わしは最低限の単語ぐらいは覚えたぞよ。
精進するがよい。
やっぱり、ロシア、モスクワの近く
日本時間 PM10:49(トルコ時間 PM:4:49)
そろそろ空路も終盤……といっても相変わらず、変化に乏しい大地の上を飛ぶ。
わし母トルコ語修練の結果、ありがとうのトルコ語は?
「テシュク……忘れた」とのコト。
ダメダメさん
である。
……などと言いつつわしも、デジカメを床に落とした挙げ句、単3電池をバラまいて周囲の皆様にご迷惑をおかけしたことを自己申告しておく。
ダメダメくん
である。
イスタンブールに到着する前に一度、軽食が出るらしい。
今はそれだけが楽しみだヨ。
ロシア、モスクワを過ぎた先
日本時間 PM11:40(トルコ時間 PM:5:40)
というコトで、2度目の食事。
わし母へ、トルコ語でありがとうは?
「テシュキュ、テシュキュ……エデリム?」。
だいぶよい感じに。
まぁ、とっさに出るか、相手に通じるかは
実戦投入してみないと
わかりませぬが。
やっぱり、ロシア、キエフ上空
日本時間 15日AM0:01(トルコ時間 14日PM:6:01)
時差の関係で、トルコと日本で日付が変わった。
これから黒海を越えて、一路、イスタンブールへ。
恒例質問。
トルコ語でありがとうは?
「テシュッ……テシュッ、テシュッ……エデリム……
合ってるでしょ?
」
う~ん、惜しい。正解は、テシュキュレデリム。
……って、え?テシュク言ったって?
通してスラスラ言えないと、相手に伝わらないと思いマスが。
ロシア、黒海上空
日本時間 15日AM0:50(トルコ時間 14日PM:6:50)
あと30分ほどで到着予定。
わし母、ついにテシュキュレデリム(どうもありがとう)を断念して、アラスマルドゥク(さようなら)へ切り替えた模様。
ちゃんと言えるのかなぁ~。
ところで、こうやって話してたおかげで、わし自身がテシュキュレデリムを、
スラスラ言えるように
なってしまったのは内緒だ!
イスタンブール
2002年5月14日(火) アタテュルク国際空港─ルネッサンス・ポラットホテル
という感じで無事にイスタンブール着。
わし母は見事、見送りのスチュワーデスさんに「アラスマルドゥク(さようなら)」を決め、「ギュレギュレ(送る側のさようなら)」を言ってもらってた。
あっしはと申しますと……スチュワーデスさんが日本人だったため、「テシュキュレデリム(ありがとう)」失敗。くそう。
入国手続きをして、トランクを受け取り、いよいよ換金。
1万円を、トルコリラ(TL)に大変換。
手数料込みで、1億百万TLをゲット!
生まれてこのかた、「億」の単位がつく現金を手にしたのは初めてデスよ。(笑)
◆
でもって、ホテル到着。
マルマラ海が一望できるのだが、日没後のためよく見えず。
さっそくネット接続しようと思う。
コンセントの形はC型なので、変換アダプターと変圧器あり。
電話のジャックも日本のと同じ。
……唯一の問題は、ホテルの電話代が高いらしいコト。
どんくらいかかるか心配だったので添乗員さんに相談したら、ホテル内のビジネスセンターという所がイイのではないかと言われた。
本来は、ビジネス客が利用する所で、ネット設備もあるらしい。
ホテルC階のその場所へ行ってみると、たしかにパソコンなどOA機器が並んでる。
そこにいたお兄さんへ、ヘボ英語と身振り手振りで自分のパソコンでネット接続したいコトを伝えると、イスとコンセントとモジュラーケーブルを用意してくれた。
ちょいと手間取ったものの、セッティングが完了していざ起動……ネット接続しようとしたのだが、どうしてもつながらず。
イスタンブールのアクセスポイントにかけているのだが、切れてしまう。
ちゃんと日本でうまくつながるかテストして来たのだが……
やっぱ、モデムの相性か?トーンとパルスは、両方とも試したし……
トホホ気分でいたら、なにやら、ノートパソコンからピーピー音がしはじめる。
はうっ……こ、これはバッテリー切れ。
バッテリーで駆動してたってコトは、
電源すら来てねぇ!
(爆)
失意のうちに寝た。
◆
翌、15日朝。思ったよりは快眠だった。
とはいえ、これからどうするか悩む。
ウインドウズCEマシンの充電すらできないと、いずれはリアルタイム記録もできなくなる。
困ったコマッタ……と思いながらふと、変圧器を使わずに
コンセントの変換アダプタだけ
使って接続してみた。
するとおや、モリモリと電源が来るではありませぬか。 問題なのは変圧器だったらしい。 トルコの電圧は220Vなのだが、ノートパソコンのアダプターは100-240Vまで対応してるので問題なし。 デジカメ用の単3ニッケル水素電池の充電器だけが、電圧の関係で使えないケド、予備電池をたくさん用意してあるので大丈夫だと思う。
コレで、最悪でも現地でのデータ作成環境だけは確保。
あとはネット接続だけかぁ……
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