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南アフリカ旅行記

──南アフリカ その3──
カーステンボッシュ植物園~ウォーターフロント
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2000年8月18日(金) カーステンボッシュ植物園

 翌朝、ホテルをチェックアウト。
 初日の晩メシが強烈にマズかったものの、朝食はバイキング形式でまずまずの内容だったかな。
 今日は午前中、植物園を見学して、午後はヨハネスブルグに飛び、そのまま香港を経由して日本へ。
 日本時間で19日の夜に、日本へ帰国する予定。

 昨日の曇り空から一転して、今日はやたらと青空なり。
 ホテルを出発して、目的地であるカーステンボッシュ植物園に到着。
 ガイドブックによると、テーブルマウンテン南東部に広がる世界有数の植物園……だそうです。
 基本的に、中での行動は自由なんだけど、ガイドさんは適度に植物園内をブラつくというので、みんなしてついて歩く。
 アレコレと植物の説明を受けたのですが、あんまし覚えてないので写真だけ掲載しま~す。




葉が銀色に光る、シルバーツリー

世界一、葉っぱの長い植物








 眼前には、雲をいただくテーブルマウンテン。
 勇壮な風景に、どこかホッとさせる草花。
 背後には、ケープタウンの街並み。
 この旅行中、凄い景色はたくさん見たけど、ホッとする景色はなかなかお目にかからなかった。
 よか気分。

 園内では、色々と珍しげな植物がたくさんありました。
 この植物園、やたらめったら広くて、とても全部を回りきることはできません。
 一日がかりで廻りきれる……のかな?

 ところどころにベンチが備え付けてあり、それぞれに名前が刻まれている。
 コレは、寄贈者の氏名で、主に亡くなった人の名義で寄贈されているのだとか。
 公園利用者の役に立つ寄贈って、イイ感じですね。

 ある程度まで歩いたトコロで、入口に戻るガイドさん。
 ちょいと自由時間が残る感じで、軽く園内を案内してくれた感じである。



 この植物園には、温室もあって、ケープタウンの気候では育ちにくい植物も、ココで見ることができます。

 温室内は、暑いという程でもない。
 一部、温度や湿度を管理した部屋もあったけど、大部分はせいぜい風が入らないぐらい。
 バオバブの樹や、それ以外のよくわからんマイナーな植物もそろってて、ここに来ればアフリカの植物は網羅?……って感じですよ。


 ガイドさんは、とっとと園外に出てしまったケド、わしらは温室も見学し、おみやげ屋もチェックしてからバスに戻ったのである。
 こういうノンビリした感じの公園で、一日中ブラブラしてたいなりよ。


2000年9月19日(火) ふたたび、ウォーターフロント

 植物園見学を終え、あとは昼食をとって南アフリカを後にするだけ。
 昼メシは、ふたたびウォーターフロントにて。
 真っ青な空の下、おだやかな気分で昼食。
 連れてこられたのは、イタリア風のレストラン。

 食事はまずまずであったよ。
 何より印象的だったのは、この店のウエイターさん。
 黒人男性なのじゃが、妙に味のある喋りをする。

 ワインを注ぐたびに……
「ラァ~ヴリィ~♪」

 コーヒーを頼むと……
「ブラック、イズ、ビュ~ティホォ~♪」

 ……と、絶妙のヴォイス。
 わし、すっかりこのウェイターさんのファンになってしまったよ。
「ラァ~ヴリィ~♪」

 ウォーターフロントにいた時間は短かったけど、天気も良く、船のそばにアザラシがいたりして、楽しげな雰囲気であった。
「ビュ~ティホォ~♪」


昼メシ食った店……ラァ~ヴリィ~♪

ウォーターフロント前の広場……ビュ~ティホォ~♪


 ラァ~ヴリィ~♪な昼食後、バスで空港に行って国内線でヨハネスブルグ、次いで国際線で香港、んであとは日本にもどって現地解散という流れ。
 この後の顛末は、エピローグをご覧下され。


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